魏史倭人伝をひも解く”” 序文 7
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にほんブログ村 魏志倭人伝を読み解く”” 文章の解釈は、専門家に任せるとして”卑弥呼が魏に使いを出した原因は何? 一番”大きな疑問と問題だ 「魏史倭人伝は、卑弥呼が書かせた」と思ってます。 書かせることによる、歴史の事実が後世の我々に、彼女の思いが届くからだ”” さて”彼女は”何を思った”? 1 前節で書いたように、文字を輸入しようたした” 人間を送り込む(生口・つまり、留学生)魏の言葉と文字の修練で送り出した 2 文字の書ける魏人を招いて、文字の学校を作る このくらいは、考えていた 実行したが、言葉は行けたが、文字が難しい” いきなり中国の漢字はとても、覚えられまい”” とりあえず魏に難斗米(なしめ)使いを出す” 1 卑弥呼の遣魏史 1回目 238年6月に韓国内につく、12月に皇帝から記念品を頂く いま、絳地(あつぎぬ)の交竜錦(二頭の竜を配した錦の織物)五匹・絳地の粟 (すうぞくけい:ちぢみ毛織物)十張・絳(せんこう:あかね色のつむぎ)五十匹・ 紺青(紺青色 の織物)五十匹でもって、汝が献ずるところの貢直(みつぎものの値)に答える。 また、とくに汝に紺地の句文錦(くもんき ん:紺色の地に区ぎりもようのついた錦の織物) 三 匹・細班華(さいはんかけい:こまかい花もよ うを斑らにあらわした毛織物) 五張白絹(もようのない白い絹織物)五十匹・金八両・五尺刀二 口・銅鏡百枚・真珠・ 鉛丹(黄 赤 色 をしており、顔料として用いる)おのおの五十斤をたまう。 みな 装封して難升米・牛利に付(託)(ことづけ)してある 2”今度は魏から使者が来る240年 正始(魏の斉王芳の年号)元年(240)、(帯方郡の)太守の弓遵は、建中校尉(武官の名称)の梯 儁(ていしゅん)などをつかわし、詔書・印綬を奉じて、倭国にいたらしめた。倭王に拝仮 (王に任じ、金印をあずける)し、あわせて詔をもたらして、金・帛(しろぎぬ)・錦・(毛織 物)・刀・鏡・采物(色どりの美しいもの)をたまわった。倭王は、使によって上表し、詔恩に 答え謝した 3 卑弥呼の遣魏史 2回目 その四年(正始四、243)、倭王は、また使の大夫の伊声耆(いしぎ)・掖邪狗(ややこ)な ど八人をつかわし、生口・倭錦・絳青(こうせいけん:あかとあおのまじった絹織物)・緜衣 (綿いれ)・帛布(しろぎぬ)・丹・木(もくふ:ゆづか、弓柄で、弓の中央の手にとるところ)・ 短弓と矢を上献した。掖邪狗などは、壱く(いっせいに)、率善中郎将の印授を拝した(ちょうだ いした)。 4 魏からの返事 その六年(正始六、245)、詔して倭の難升米に黄幢(黄色いはた。高官の象徴)をたまわり、 (帯方)郡に付して(ことづけして)仮授せしめた。 5 卑弥呼の死 卑弥呼はすでに死んだ。大いに冢つかをつくった。径(さしわたし)は百余歩・徇葬者(じゅ んそう)の奴婢は百余人であった。あらためて男王をたてたが、国中は不服であった。こもご もあい誅殺した。当時千余人を殺し(あっ)た。 6 壱(台)与の朝献 壱与(台与)、倭の大夫の率善中郎将掖邪狗(ややこ)ら二十人をつかわし、(張)政らの (帰)還をおくらせた。(倭の使は)よって(そのついでに)、台(ここでは魏都洛陽の中央官庁) にいたり、男女生口三十人を献上し、白珠五千(枚)、孔青大句(勾)珠(まがたま)二枚、異文 雑錦(異国のもようのある錦織)二十匹を(朝)貢した。 まとめるとこうなる”” なお! 第一章 倭の国々 第二章 倭の風俗 第三章 政治と外交 この魏史倭人伝は辺の記録は、見た事、聞いたこと、思ったこと、感じた事、書いた紀行記または見聞録に歴史の事実の報告書が追加されている。 さてここで”この倭人伝で一番気になる個所がある。それが”これだ!”” 倭女王彌呼與狗奴國男王彌弓呼素不和遣倭載斬鳥越等詣郡説相攻撃遣塞曹 幢史張政等因齎詔書黄幢拜假難升米爲檄告喩之彌呼以死この部分が、注目の場所だ” 大作冢徑百餘歩徇葬者奴婢百餘人更立男王國中不服更相誅殺當時殺千餘人 そこで”かの有名な推理作家の松本清張は、 「卑弥呼のカリスマが衰えたから殺された”!!」と解釈してます・・大きな間違い 「難升米爲檄告喩之彌呼以死」この文章の激告は・・・ 「皇帝の証書と黄幡(魏軍の軍旗)を難斗米(なしめ)に与えた事を”きちんと 書き記しましたよ」 という激告に対し 「あ~~!私の使命は終わった、もう”喜んで死んでいける」 と、おっしゃるでしょう”” 大いに塚を造るは、卑弥呼の死後に、台与が魏に使者を送って、文章を書きたした。 もっとも、この魏志倭人伝は、中国の本土で書かれたもので、 倭人には何を書いてるのか、さっぱりわからんはずだが・・・・ 檄告喩之彌呼以死この部分だけが、何を書いたか”確認した!! もっとも重要な場所だから・・・・
by tetu-jinn
| 2011-04-07 12:08
| ノーベル賞 自然科学
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